■ redMine 使ってみる
この前の Rails 勉強会の時にちょっと話題になったのですが、プロジェクト管理ツールの redMine と言うのがありまして、trac の代替になりそうな感じだったのでちょっと試してみました。
複数プロジェクト(SVNリポジトリ)の管理が出来て、ガントチャートも使えるし、ウェブ上の管理機能も充実していてかなり期待が出来そうです。
Rails のプロジェクトなので、Rails を使ってる人ならセットアップも簡単です。
まずは自分の環境を晒してから。
$ ruby -v ruby 1.8.5 (2006-08-25) [i486-linux] $ rails -v Rails 1.2.3
ディレクトリ作って svn でデータを持ってきます。
$ mkdir redmine $ cd redmine $ svn checkout svn://rubyforge.org/var/svn/redmine/trunk .
次はデータベースの設定。 なぜか sqlite だと SVN リポジトリの設定が出来なかったので、無難に mysql を使うのがいいと思います。
なんか、こんな風にしました。
$ vi config/database.yml production: adapter: mysql database: redmine username: redmine password: PASSWORD socket: /var/run/mysqld/mysqld.sock encoding: utf8
mysql のユーザとデータベースも作っておきます。
mysql> create database redmine character set utf8; Query OK, 1 row affected (0.01 sec) mysql> grant all privileges on redmine.* to redmine@localhost identified by 'PASSWORD'; Query OK, 0 rows affected (0.10 sec)
テーブルのセットアップ。
$ rake db:migrate RAILS_ENV="production"
初期データのインポート。 言語を聞かれるので、ja にすると日本語のデータが入ります。
$ rake load_default_data RAILS_ENV="production" (in /home/takayama/rails/redmine) Select language: de, en, es, fr, it, ja, zh [en]
あとは SMTP サーバの設定。 ユーザ登録とかバグ登録の時にガンガンメール飛ぶので、適当にプロバイダの SMTP サーバでも設定しておいた方が良いでしょう。
$ vi config/environment.rb # SMTP server configuration config.action_mailer.smtp_settings = { :address => "smtp.example.com", :port => 25, }
以上で設定完了。
次のコマンドでサーバが起動します。
$ ./script/server -e production
http://127.0.0.1:3000/ にアクセスして画面が表示されたらオッケーです。 id:admin, pw:admin で管理者としてログイン出来るので、最初に「MyAccount」→「Language」→「Japanese 日本語 」として画面を日本語にしましょう。 あとは適当にユーザ作ったりプロジェクト作ったり好きなように遊んで下さい。
私が遊んだ記録は、このちょっと下のトラックバックを見ると辿れるので、参考にして下さい。
Posted by Kyosuke Takayama at 2007-04-20 (Fri) 23:32 printable version
○ 鷹の島: redMine で textile (2007-04-20 (Fri) 23:47) 0%
redMine のバグトラッキングとか wiki とか色々なテキストフォームは textile っていう記法でリッチなテキストが書けます。 RedCloth っていうのをインストールすると使えるようでして、Debian だと libredcloth-ruby っていうパッケージとして提供されていたので、難なく...