■ リカバリCDがないけどリカバリ
使わなくなったT43をリカバリしようと思ったんだけど、"The system has been shut down."って言われてリカバリしてくれるアイツが起動してくれない。さあどうしようかと思って調べてみたら、なんかまぁ、なんとかなった。
環境
- Thinkpad T43(2668-8BJ)
- Debian/etchが入ってる、Windowsは消した
- リカバリ領域(/dev/sda2)だけは残ってる
- もちろんリカバリCDなんて(ry
参考にした: http://gba.pqrs.org/~tekezo/misc/x40-restore/index.html
リカバリ領域のパーティションを「W95 FAT32 (LBA)」にすればいいらしいので、fdiskでチャレンジしてみる。コピーとかめんどくさいしやってない。でも、これは無謀なんで、バックアップは取っといた方がいいです。
$ sudo fdisk /dev/sda -- 何とかかんとか -- Command (m for help):
「t」と入力すると、どのパーティションを変更するか聞いてくる。
Partition number (1-9):
今回は「2」のパーティションを変更する。「2」と入力した後はなんか聞かれるので「c」と答える。「c」は「W95 FAT32 (LBA)」のこと。最後に「w」で書き込みして「q」で終了。なんかWindowsがどうのと出るけど、気にしちゃいけない。
再起動してgrubのメニューからWindowsってやつを選択したら、起動しなかったリカバリがちゃんと起動した。
で、まぁ、嬉々として「ハードディスクのすべてをフォーマットします」を選択したらハマった。grubがStage1.5でError17って言って先に進まなくなった。上記参考サイトにも書いてある。良く読めよ、マジでさぁ…。
後悔しても仕方ないので、その辺に落ちてたKNOPPIXのディスクを拾って起動する。これがまたやたらと古いKNOPPIXでして、2003年のバージョン3.2だとか何とか。今回はliloを実行するだけなので、気にしない。
そんでもって、liloを実行した。実行したコマンドは、次のような感じ。なぜか/dev/hdaとして認識されていたので、そのようにした。あと/etc/lilo.confに「!」でコメントが記述してあって、この行を消さないと動かせないようになっていたから編集もした。
$ sudo lilo -M /dev/hda
これでリブートしたら、リカバリの続きがはじまって、完全なWindowsマシンへと変貌した。
さて、このマシンをどうしようかな…。
Posted by Kyosuke Takayama at 2008-02-12 (Tue) 18:41 printable version