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2008-02-12 (Tue)

リカバリCDがないけどリカバリ

使わなくなったT43をリカバリしようと思ったんだけど、"The system has been shut down."って言われてリカバリしてくれるアイツが起動してくれない。さあどうしようかと思って調べてみたら、なんかまぁ、なんとかなった。

環境

  • Thinkpad T43(2668-8BJ)
  • Debian/etchが入ってる、Windowsは消した
  • リカバリ領域(/dev/sda2)だけは残ってる
  • もちろんリカバリCDなんて(ry

参考にした: http://gba.pqrs.org/~tekezo/misc/x40-restore/index.html

リカバリ領域のパーティションを「W95 FAT32 (LBA)」にすればいいらしいので、fdiskでチャレンジしてみる。コピーとかめんどくさいしやってない。でも、これは無謀なんで、バックアップは取っといた方がいいです。

$ sudo fdisk /dev/sda
-- 何とかかんとか --
Command (m for help):

「t」と入力すると、どのパーティションを変更するか聞いてくる。

Partition number (1-9):

今回は「2」のパーティションを変更する。「2」と入力した後はなんか聞かれるので「c」と答える。「c」は「W95 FAT32 (LBA)」のこと。最後に「w」で書き込みして「q」で終了。なんかWindowsがどうのと出るけど、気にしちゃいけない。

再起動してgrubのメニューからWindowsってやつを選択したら、起動しなかったリカバリがちゃんと起動した。

で、まぁ、嬉々として「ハードディスクのすべてをフォーマットします」を選択したらハマった。grubがStage1.5でError17って言って先に進まなくなった。上記参考サイトにも書いてある。良く読めよ、マジでさぁ…。

後悔しても仕方ないので、その辺に落ちてたKNOPPIXのディスクを拾って起動する。これがまたやたらと古いKNOPPIXでして、2003年のバージョン3.2だとか何とか。今回はliloを実行するだけなので、気にしない。

そんでもって、liloを実行した。実行したコマンドは、次のような感じ。なぜか/dev/hdaとして認識されていたので、そのようにした。あと/etc/lilo.confに「!」でコメントが記述してあって、この行を消さないと動かせないようになっていたから編集もした。

$ sudo lilo -M /dev/hda

これでリブートしたら、リカバリの続きがはじまって、完全なWindowsマシンへと変貌した。

さて、このマシンをどうしようかな…。

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2008-02-21 (Thu)

Trac のレポートに添付ファイルの一覧を表示させてみる

レポート機能は単に SELECT 文を発行してるだけだから、チケット以外のデータも一覧できるんで、チケットや Wiki に添付されているファイルを一覧に表示させてみた。

こんな感じの SQL を登録する。なんかちょっと暗号ちっくだけど。

SELECT type || ':' || id AS module
   , filename AS summary
   , author
   , time AS created
   , '../attachment/' || type || '/' || id || '/' || filename AS _id
  FROM attachment order by time desc

こんな感じ。

一覧のテーブル

左端はファイルが添付されているページ。工夫するとここもリンクに出来る、けどやらない。

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2008-02-22 (Fri)

Google Desktop でブラウザが立ち上がらなくなった

検索とか「ホームページを表示」とかをやってもブラウザが開いてくれないので、役立たず状態だった Google Desktop さん。

Linux 版の gdlinux って(Windows は知らないけど)、エラーメッセージっぽいものが見当たらないんだよね。だからずっと放置してたんだけど、いい加減不便なんで調べてみる事にした。

で、エラーメッセージの件はやっぱり良くわかんなかくてウゼーとか思っていた所、起動中のプロセスのトレース方法について誰かが解説していたのを思い出したので挑戦してみた。

$ ps ax G google
11468 ?        Ss     0:03 /opt/google/desktop/bin/gdl_box
11469 ?        S      0:02 /opt/google/desktop/bin/gdl_service --Verbose=FATAL
11470 ?        S      0:00 /opt/google/desktop/bin/gdl_config
11471 ?        Sl     0:06 /opt/google/desktop/bin/gdl_indexer
11472 ?        Sl     0:15 /opt/google/desktop/bin/gdl_fs_crawler
16733 pts/11   S+     0:00 grep --color --color google

プロセス番号を調べてトレース! 何やら動きが激しい感じですが、気にせず検索を実行してみると関係ありそうなメッセージが出てきた。

$ ltrace -p 11468
~ 略 ~
free(0x8658eb0)                                                = <void>
free(0x86563e0)                                                = <void>
free(0x8633478)                                                = <void>
free(0x8649db8)                                                = <void>
readlink(0x82f51f0, 0xbfba83de, 4096, 0x404a88bd, 0x8389440)   = 31
strlen("/opt/google/desktop/bin/gdl_box")                      = 31
malloc(44)                                                     = 0x8657fc0
memcpy(0x8657fcc, "/opt/google/desktop/bin/gdl_box", 31)       = 0x8657fcc
strlen("/opt/google/desktop/bin")                              = 23
malloc(36)                                                     = 0x8634f30
memcpy(0x8634f3c, "/opt/google/desktop/bin", 23)               = 0x8634f3c
malloc(59)                                                     = 0x8632fc0
memcpy(0x8632fcc, "/opt/google/desktop/bin", 23)               = 0x8632fcc
free(0x8634f30)                                                = <void>
malloc(37)                                                     = 0x8649308
memcpy(0x8649314, "/opt/google/desktop/bin/", 24)              = 0x8649314
strlen("xdg-open")                                             = 8
malloc(61)                                                     = 0x8633530
memcpy(0x863353c, "/opt/google/desktop/bin/", 24)              = 0x863353c
free(0x8649308)                                                = <void>
memcpy(0x8633554, "xdg-open", 8)                               = 0x8633554
free(0x8632fc0)                                                = <void>
access("/opt/google/desktop/bin/xdg-open", 1)                  = 0
malloc(88)                                                     = 0x864a500
__errno_location()                                             = 0x40a24ca4
time(NULL)                                                     = 1203653226

小躍りしながら /opt/google/desktop/bin/xdg-open の中身をチェックしてみると、どうやらこいつがブラウザを起動してるらしい。試しに実行してみると…。

$ /opt/google/desktop/bin/xdg-open http://www.google.co.jp/
/opt/google/desktop/bin/xdg-open: line 352: exo-open: command not found

!!!! これか!!!

というわけで、apt で探してきた exo-utils をインストールしたら xdg-openapt コマンドがちゃんと動くようになって、Google Desktop もちゃんと動くようになりました。exo なんちゃらって言うのは、Xfce のライブラリらしい。

自分でも何したのか良くわかんないけど、バイナリはすごかった。

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2008-02-29 (Fri)

McAfee SiteAdvisor がやっとアップデートされた

Firefox 用拡張機能の McAfee SiteAdvisor を入れると Array オブジェクトも拡張されちゃってうんこ!って前に 書きました が、いまは直っているようです。やっと直ったか、って感じですが…。

外部JSファイルを読み込んで実行する怪しげな仕様は、まだ残ってるみたいです。


そうそう、大事な事を書き忘れていましたが、Array をいじるのをやめてねって 改善要望のメールは送った んですよ。返事は期待していなかったんですが、翌日にすぐ返事がきましてね。内容は英語だったけど、エンジニアに伝えておくとかどうたら書いてあったんで、これはなかなか評価できるなーなんて思って、直してくれたら一緒にその事も書こうと楽しみに待っていたんだけど、全然直らないのでそのまま忘れ去られてしまっていたというわけであります。

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