■ バックアップ
某サーバのデータのバックアップの設定を行ないたかったので pdumpfs を使いたかったんだけど、そのサーバに入ってる Ruby のバージョンが1.6で、これだと pdumpfs は動かなくて駄目ぽなので断念。
どうしようかなと思っていたら、pdumpfs のページの下の方に glastree っていう Perl で書かれた同様のツールの事が紹介されていたので、これを試してみる事にしました。
Date::Calc が必要みたいだけど、すでに導入されているのでそのまま使えました。アーカイブを展開して make install すれば /usr/local 以下に入ります。
オプションがちょっと違うみたいだけど、基本的な使い方は pdumpfs と同じで、
$ glastree /home/yourname /backup
ってやると、/backup 以下にバックアップファイルが出来上がっていくっていうアレ。
増えまくったバックアップファイルの掃除に使える glastreeprune というコマンドも使えます。
例えば、
$ glastreeprune --days=35 /backup
とかやると、35日より古いディレクトリの一覧が表示されるので、例えば、
$ glastreeprune --days=35 /backup | xargs rm -rf
というのを cron にでも登録しておけば、バックアップ容量の圧迫を気にする必要が無くなります。ちなみに、pdumpfs の場合も pdumpfs-clean っていうツールがあります。使った事ないけど。:-)
Ruby が使えないようなサーバでも、コレがあれば十分でしょう。
Posted by Kyosuke Takayama at 2006-02-15 (Wed) 15:03 printable version