■ Trac 0.10 系列にアップグレイド
しました。のでメモ。
インタアクトさんの所 に日本語版があるので、これを使用。
最初に既存の trac の実行エンジンは消しておいた方が安心みたいです。多分これをやらないと、後述するエラーメッセージが出てしまう。
$ rm -r /usr/lib/python2.3/site-packages/trac/
こうしたらインストールを実行。
$ sudo python setup.py install
次はプロジェクトのデータを更新する。これを忘れると InternalServerError になるよ。
$ trac-admin XXXX upgrade $ trac-admin XXXX wiki upgrade
もし upgrade 時に以下のようなエラーが出た場合は、インストールがうまくいってなって事だと思われます。一端 trac を消してから再インストールしましょう。
$ trac-admin XXXX upgrade Command failed: Unsupported database type "sqlite"
最後にウェブサーバを再起動してアップグレードは完了です。
さて、文字コードの判別方法が変わったのかわかりませんが、今までちゃんと表示されていた一部のファイルが文字化けするようになりました。調べてみたら、Tracでファイルの文字コードを自動判定 と言う事で文字化けに対応する方法が書かれていたので、パッチをあてて Universal Encoding Detector をインストールした所、期待通りに文字化けせずに表示できるようになりました。文字コード混在環境の人はやっておいた方が良いでしょう。
0.10 になって変わった点は調べてないのですが、パッと見た感じだと以下のような点に変化が見られました。
- wiki で diff が見られるようになった
- diff の表示範囲が指定できるようになった (リビジョン10〜20のdiffを表示、とか)
- 日付が yyyy/mm/dd になった (これはインタアクトさんのおかげ)
- チケットに「返信」機能が付いた
やっぱ diff は範囲が指定出来ないと実用的じゃないよね。
Posted by Kyosuke Takayama at 2007-04-02 (Mon) 15:56 printable version
1) アジャイコ (2007-04-03 (Tue) 19:09)
Trac日本語化の記事参考にさせていただきました!
ただ、
$ rm -rf /usr/lib/python2.3/site-packages/trac/
の箇所を間違って
$ rm -rf /usr/lib/python2.3/site-packages/
としてしまいました…orz
えぇえぇ…お陰様でpythonで動いているyumがいうことを聞かなくなりました(ToT)