■ vim::taglist.vim
職場に新しく来た方が、PHPエディタなるものを使っているようなのですが、画面を見てみるとコードエクスプローラなんていう便利そうなものを使っているではないですか。こいつはどうやら、開いているファイルの関数の一覧が表示され、クリックするとその場所へ飛ぶようなのです。
確か VIM でも、ctags とか言うコマンドが使えれば出来るみたいな事をどこかで読んで知っていたのですが、その当時は ctags コマンドが期待通りに動作しなくてすぐに諦めてしまいました。しかし、便利マニアな自分としては諦めきれないのでちょっと突っ込んで調べてみる事にしました。ちなみに、ctags コマンドは、プログラムの関数とかの一覧を作成してくれるコマンドみたいです。
すると、どうやらインストールされている ctags コマンドが emacs 用(?)だか何だかで、別のパッケージがある事が判明。これが原因だったのかとニヤニヤしながら、 exuberant-ctags と言うのを apt-get 。
ちゃんと使える事を確認した後、VIM 用フロントエンドのプラグイン taglist.vim と tagexplorer.vim と、どちらの方が使い勝手が良いのか調べてみます。
結果、tablist.vim を使う事にしました。
tagexplorer.vim は、予めコマンドラインから ctags コマンドを使って tags ファイルを生成しておかなくてはならないので、ちょっと面倒だったのです。関数一覧の画面から更新も出来るようなのですが、何故かうちの環境ではエラーが出て実行出来ませんでした。
上記リンク先の名無しのVIM使いさんの紹介ページでは、taglist.vim では複数ファイルを扱えないような事が書いてありましたが、私が試したバージョン3.3では複数のファイルに対応しているようです。ファイルエクスプローラっぽい機能はついていないようでしたが、元々そういった機能は使っていないのでこれで十分満足。ちょっと横幅取るけど、スクリプトの見通しが良くなりそうです。
Posted by Kyosuke Takayama at 2004-06-22 (Tue) 13:29 printable version