■ HDD 換装
先日 BLESS さんで購入した HDD*1 が届いた。これは今メインで使っている ThinkpadX30 で使おうと思って購入したやつだ。
OS を入れた後にデータをコピーするために、内蔵ディスクを外付けに出来る proof という奴も一緒に購入した。こいつは USB ポートに繋げるだけであっさりと認識出来た。
このマシンは HDD 内部にリカバリ用のデータが入っていて、CD-ROM がなくてもリカバリが出来るという優れものなので、最初にリカバリ領域をコピーして次に Windows をインストールして、最後に Debian をインストールするという最高(?)のプランを練っていた。
しかしいきなり最初で躓いてしまった。
なんと、リカバリ領域のコピーの方法がわからない。
てっきり、dd if=/dev/hda3 of=/dev/sda3 みたいにやればいいのだろうと思っていたら、いつまで経っても終わらない上に容量が100GBを越えると言うあり得ない状況になっているではないか。
でも、取り敢えずファイルはコピー出来てるっぽいので、MBR 書き換えフロッピーを用意するべく久しぶりに Windows を起動した所、管理ツーがまともに動いてくれない、、、。これが動かないとフロッピーの作成が出来ないのだが、、。結局管理ツールは応答してくれないので、Windows は諦めて Debian オンリーで行く事に決めた。最初っからそうしてればよかったよ。
- *1: IBM IC25N040ATCS05 (40GB/5400rpm)
というわけで、HDD を入れ換える。噂通り HDD の換装は超ラクチンだった。ホント簡単過ぎ。換装が終わったら、あとは 手順 に従ってサクッとインストールも完了。
そしたらデータをコピーするために、Proof に刺した古い HDD を読もうとしたら、読めないじゃないですか、、。きっとカーネルの config だろうな~と見当を付け、まず最初にカーネルのコンパイルをする事にする。なんかどどどっとエラーが出ていてびびったが、Proof も使えるようになったので良しとしよう。
早速 HOME ディレクトリを丸々コピーしてきて、予め出しておいた dpkg -l の結果を元にパッケージをガシガシインストール。あとは wireless-lan のドライバとか入れないといけないけど、大体こんな感じで元の環境が戻ってきた。
というわけで、換装後ベンチ取ってみました。
# hdparm -ft /dev/hda /dev/hda: Timing buffered disk reads: 64 MB in 2.75 seconds = 23.27 MB/sec
問題は換装前のデータが無いので、比較出来ないんですが、確か 18MB/sec 前後だった記憶がある。最後まで役に立たない情報万歳。
Posted by Kyosuke Takayama at 2003-06-19 (Thu) 12:00 printable version