■ Perl2Exe
Perl2Exe なんて使ってる人はあんまり居ないようで、情報が少ないので紹介してみます。自分も全然使ってませんが、こういうのもあるんだよって事で。
Perl2Exe は、Perl で作ったファイルを EXE ファイルにしてしまおうという何とも素晴らしいものです。EXE の実行だけだったら、Perl をインストールしてある必要はありませんからね。
シェアウェアらしく、料金を払わない場合は出来上がった EXE を実行した時に広告メッセージが表示され、使用期間も30日間のようです。
ActiveState Perl Development Kit というのもあるらしいのですが、会社の PC には Admin 権限がないのでインストール出来なく、Linux 環境で使うには ActivePerl が必要という事みたいなので諦めました。
インストールしたマシンは、WindowsXP。Perl のバージョンは 5.6.1 でした。当然 ActivePerl はインストールされている必要があります。
まず最初に Perl2Exe をダウンロードしてきます。現時点での最新バージョンである、p2x-7.00-Win32.zip を落としてきました。
好きな場所に解凍して、インストールは終わりです。
使い方は、基本的にコマンドライン上で操作をする事になります。付属の sample スクリプトが CGI 用みたいなので、適当に書いたスクリプトを走らせてみました。
日本語の表示も問題ないようです。こんなので動作確認しました。
#!/usr/bin/perl
print "この度 Perl スクリプトが単体で動くようになりました!\n"; print "終了するには Enter キーを押して下さい\n";
<>; print "Done..\n";
実際に perl2exe.exe が置いてあるディレクトリに test.pl 等として上記のスクリプトを置きます。その後、コマンドプロンプトを開いて、perl2exe.exe が置いてあるディレクトリに移動し、
>perl2exe test.pl
とすると、バージョン情報やらなんやらが出て、最終的に「Converting 'test.pl' to test.exe」と出て完了します。
出来あがった test.exe を開くと、さっき書いた文章が出てきましたね?動作が遅いような気がするのは気のせいと言う事でお願いします。
Perl/Tk なんかと併せて使うとおもしろいかもしれませんね。
Posted by Kyosuke Takayama at 2003-05-25 (Sun) 15:12 printable version
1) 勝又雅史 (2004-07-14 (Wed) 22:29)
LWPとかのモジュールを使っていてもできるんですか?
それとPerlをDLLに変換するのはないのでしょうか。
どっちかというとDLLにしてくれるほうのが便利。