■ Subversion の入門書
TortoiseSVN の使い方を知りたかったのでゲット。
自分の場合、人に Subversion を使わせる立場でありまして、その人達は大体 Windows オンリーで非プログラマなもんだから TortoiseSVN を使わせる事になるんですが、コマンドライン版と大分使い勝手が違うんで説明するのが結構大変なんですよね。switch とか今だにわからん。そんなわけで、ウェブサイトとか教えてもどうせ見ないから、TortoiseSVN の使い方を書いた解説書を読ませたいと常々思っていたので、丁度良かったです。
この本は、一人で Subversion を使い始める所から複数人でコラボレーションする所までが順に実例付きで解説されているので、初めて Subversion に触れるような人にはもってこいの入門書になってます。Subversion って何だろうっていうレベルの人が読むのに丁度良い感じかな。
なんか帯に「Subversion はバックアップツールの一種です」とか書いてあるんですが、まさしくその通りでして、いちいち日付のフォルダに過去のファイルをコピーして運用しているような人は、こういうツールを使って欲しいと心から思います。
一つばかり不満点を挙げるなら、プロパティの扱いがちょっと小さ過ぎの気が。svn:keyword だけほんのちょっと紹介した上で「いくつかの理由で使わない方が良い」と書いてありましたが、その理由も明記されておらず。せめて svn: で始まるプロパティにどんなものがあるのかだけでも紹介して欲しかったな。
ちなみにコマンドラインでバリバリ使うような人には、こっちの Subversion実践入門 がお勧めです。
Posted by Kyosuke Takayama at 2007-02-10 (Sat) 15:10 printable version
1) bz5 (2007-02-11 (Sun) 21:38)
svn:keywords に関して使わないほうが良いという情報を私も見たことがあるのですが,その理由がわかりませんでした.むしろ積極的に利用していきたいぐらいに思っているのですが...もし理由をご存知であれば,教えていただきたく思います.