■ Wine de IE
最近の Wine *1 は、IE や ActiveX がなかなかまともに動くようになってきたらしいので、数年間眠っている Aquazone が動くかどうか、わくわくしながら試してみる事にしました。
さっくり試した所では動かなかったので、最新の 20040813 バージョンを入れてみる事にしました。今年の2月くらいから XIM に標準で対応しているので、以前やっていたようにパッチを導入する必要もなく、configure make make install のみで簡単に使えるようになります。というわけで、インストール。
せっかくだから IE も動かしてみようと思い、Wine設定メモ に置いてある wine-config-sidenet を使わせてもらいました。readme に書いてある通りに順番にインストール。で、試してみたら動いた!
おぉー、以前 UnixUser の記事を見た時は、Windows をインストールしろとか言ってやがったので、絶対無理なんて思っていましたが、今回は何も無い状態から IE の起動まで持ってこれました。おまけで Media Player も起動するし。とりあえず、Flash が動く事は確認出来ました。スゲー。
さらにせっかくだから、タブブラウザを入れたいと思い試してみましたが、ほぼ全滅。唯一 Lunascape は起動しましたが、終了時にエラーが出てしまって設定が何も保存出来ませんでした。Sleipnir はエラーさえ出ないし。まぁ、別に使わないからいいや。
で、今度は最初の予定通り Aquazone を試してみました。DirectSound の影響か、ちょっと設定を変えないと音が鳴りませんでしたが概ね良好に使えます。でも、以前プレイしていた時の水槽データがどこにも無い様子。ちと残念。今回はマーブル・エンゼルの養殖をちまちまやっていこうと思います。
DirectSound の設定は、以下を .wine/config に書き込んだ。
[dsound] "HardwareAcceleration" = "Emulation"
- *1: Linux や BSD 上で Windows アプリを動かすソフトウェア
Posted by Kyosuke Takayama at 2004-08-30 (Mon) 15:40 printable version