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2012-01-15 (Sun)
■ ChainLP が便利すぎました
自炊した文庫本を Kindle で読むのに Kindlizer を使うとなかなか綺麗に仕上げてくれまして、ローカルで動かすには VMWare 内の Ubuntu で変換処理してたんだけど、純粋に Mac のみで動作させたいと思って Automator で動くようにとかして遊んでたところ、この界隈では結構有名な ChainLP を使ったことなかったので、どんなもんか試してみようと思って使ってみたらアラ大変。これはとんでもなく便利過ぎて鼻血でそうになりましたよもっと早く使うべきでした。
なによりも便利だなと思ったのが、ノンブルを自動で認識して除去してくれる機能。Kindlizer の場合は自分でカットする領域を決めないといけないから、スティーブ・ジョブズ名語録 みたいに通常の本文が入るページと、合間に入るコラムでサイズが違うような場合に調整するのがめんどくさいということ。
ちなみにこんな感じです。左がコラムのページで右側が名言が書いてあるページ。
ChainLP だとカットする領域を自動で認識してくれるみたいでこういう悩みからは開放されそう。Windows なソフトなので、Mac のみで変換したいっていう願いは結局かなわないけど、5分もかからず変換できるほど早いしとにかく楽なのでむしろプラスだという事でここはひとつ。
というわけで色々と試してみて、設定は以下に落ち着いたのでメモ。
- [本文ボールド可] なし
- [ガンマ補正] 2.0
- [ヒストグラム] 0,180,235
- [シャープネス] 2
- 「編集」→「詳細設定」→「ページ補正設定」 [ノンブル転送] なし
あと、スキャンについては ScanSnap 使って以下の設定でやってます。
- [画質] スーパーファイン
- [カラーモード] グレー
- [オプション] 文字をくっきりのみオン
- [ファイル形式] PDF
- [ファイルサイズ] 3
諸々やって Kindle に転送するとこんな感じ。参考までに 青空キンドル で変換したやつも。左がScanSnap+ChainLP、右が青空キンドル。とてもスキャンしたデータには見えないほど綺麗に描画されます。
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